
よく世間で言われることで、「リズム(特にドラム)がしっかりしていればいい音楽になる」とありますが、このバンドのこのカバーは正にそんな感じ。
ご存知のとおり、元々はスペクター・ファミリーの優等生、ロネッツの大ヒット曲。それをちょっぴりサイケにしてしまったのがこのカバー・バージョンなのです。
っで、何がすばらしいかといえば、本当にドラム。
もともとかなり緩いテンポでの演奏に加え、オルガンが全編に響き渡っていて、よもやダレ気味の演奏になりそうですが、このバンドのドラマーはすごい!!
からっと乾いた音のスネアを選び、タイトなリズム感を際立たせているだけでなく、ボーカルの終わった部分などの要所ではダブルストロークを使って、変化をつけたり、ロールに近い演奏まで見せています。
っと、今回はドラムにクローズアップしてみましたが、得体のしれないこのグループ、結構気に入っているので、今後また紹介するかも!?