
このアルバム、某中古レコード店でジャケに惹かれて買ってしまいました。
あまり期待せずに家で聴いてみるとびっくり!!
内容はブルースとファンクの融合。
さらにこの人、自分ひとりで様々な楽器を重ねているではありませんか。所謂、ブルースマンとは一線を画したこの姿勢、衝撃的でした。
っで、その中でも2曲目のこの曲。
いきなりスキャットから始まり、ソリッドなリズムとともに、ヒップな感覚のボーカルが冴え渡ります。バックは彼自身が弾くと思われるエレピのような音がリズムを厚くし、ファンキーなフォーンセクションが華やかさを足しています。
そして、それではやっぱりブルージーなギター。
線の細い音で、フレーズを並べるのだけれど、なんだかとっても不思議な感じなのです。
今も聞いていて思ったのは、ミーターズなんかと近いのかと。
でも、これをそれまでの型をかえりみずに、一人のブルースマンが、一人多重録音もつかってやる・・・そんなアバンギャルドなところがなんとも素敵と感じる私でした。
≪From アルバム『Funk Beyond the Call of Duty』≫