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It's all right!!/Steve Winwood

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トラフィックなどの活動をとおして、才能あふれるミュージシャンだとはわかっていたものの、この曲を耳にしてから改めてウィンウッドの偉大さがわかりました。この人のとてもイギリスの、しかも白人とは思えないようなソウル・フィーリング・・・はっきりいってこのトリビュート・アルバムの中で一番です。大好きなカーティスのトリビュート盤でこんなに愛情あふれた演奏に触れることができるとは・・・とっても感激です。

LET IT BE/Billy Preston

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まちがいなくビートルズとともにブラック/ホワイトの垣根を低くしたひとりだったと思う。実は、さっきネットで知ったのですが今年6月に亡くなったそうです。ビートルズの『LET IT BE』に参加したことで有名ですが、実はタイトル曲のこの曲に関して、ポールは彼にアドバイスを求めたとか・・・。真相はナゾですが、当時のビートルズにとって彼のゴスペルチックでスワンプな感覚はとても刺激的な要素だったのではないでしょうか。緻密なスタジオ音源、ラフなライブ音源…決して数は多くないですが、いつまでも輝き続けると思います。

Don't Call Me Nigger, Whitey/Sly & the Family Stone

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このアルバムのタイトル曲はいうまでもなく好きなんだけど、それ以上に好きなのがこの曲。これぞ「ファミリーストーン」というグループでしかできない音楽ではないでしょうか?まず印象的なリフレインそして、怪しげなホーンセクションといやらしいワウ・ギター。こんなに頭にこびりつくような曲を私は他に知りません。梅雨のムシムシ感が倍増しそうです。誰がなんと言おうとも彼らの曲の中で一番好きっ!!

Earth Angle/The Penguins

ドゥー・ワップのクラッシックの中で私の最も好きな曲のひとつ。以前買ったドゥー・ワップのコンピアルバムに収録されていました。この曲はあの映画『Back to the Future』の中でも歌われていました(ダンスのシーンね)。このペンギンズのオリジナルの方は本当にしっとりとしてドゥー・ワップ・バラードのスタンダードっという感じです。実は、彼らはこの1曲しかヒットしなかったらしいのですが、タイトルも素敵なこの曲が50年も聴き継がれているだけで十分だよね。

the love you save/JACKSON 5

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このアルバム、以前持っていたCDを紛失してしまい買いなおしてしましました(もちろん中古だけど)。買いなおした盤もリマスターで、前のスティービー・ワンダーの時にも書いたけれど本当に音がイイ。特にレンジの広さはすごい。音がクリアになった分、賛否あるとは思いますが、私は好きです。恐るべしモータタウンです。っで、今日のこの曲ですが、このアルバムの1曲目、とってもファンキーな1曲です。演奏は文句なくかっこいいし、掛け合いのコーラスはものすごくソウルフル!!曲も手法も根底はもろにシュープリームスなんかの音楽なんだけどね・・・。アメリカのルーツの奥深さとあくなきショービズ魂を感じる一曲でした。