
久しぶりにすばらしい音楽にありつけた感動がありました。きっかけは中古盤店でのジャケ買い。っで、早速帰り道に聴いてみてビックリ。叩きつけるようなピアノ・スタイルで力強いこの自作曲にやられてしまいました。最小限の「トリオ」でここまでかっこいい演奏をしてくれる彼のグループ。めでたくこれから私のフェイバリットに加わることが決定しました。
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久しぶりにすばらしい音楽にありつけた感動がありました。きっかけは中古盤店でのジャケ買い。っで、早速帰り道に聴いてみてビックリ。叩きつけるようなピアノ・スタイルで力強いこの自作曲にやられてしまいました。最小限の「トリオ」でここまでかっこいい演奏をしてくれる彼のグループ。めでたくこれから私のフェイバリットに加わることが決定しました。
引越準備の最中、ふと聴きたくなったのがこの曲。やさしいガットギターの音色とウッドベースから始まるこの曲は、彼女の既発の曲ではいちばん好き。もちろん数年前ラジオでかかりまくっていた「come away with me」も好きなんだけれど、この曲のもつ静けさと絶妙なタイム感覚にはかなわないなぁ。そして、ギター弾きとしては、感想のスライドギターがとってもおいしい。
古典的なブルースやその他のダンスミュージックもすごく好きなんだけど、そんな要素がすべてつまっているのがこのロバート・ランドルフのバンド。この人自身はスチールギターを弾きまくるというツワモノなのだが、リズム隊も負けじとすごくグルービーな演奏をしてくれる。まさにこういうのをミクスチャーというんだろうなぁ。いま一番注目しているグループで、一回は彼らのライブを見に行きたいと機会をうかがっているところです。
ソフトロック・・・少しとっつきにくくて、私がいままであまり聴くことのなかったジャンルです。が、サジタリアスの音源に出会ってからというものその考えは覆りました。特にこの曲はいまやフェイバリットのひとつとなっています。さすがにスタジオミュージシャンをかき集めただけあって多彩なアレンジをしていて、ぶ厚いコーラスの壁もすばらしい。そして何よりもジャケットが素敵だね。
実は今、引越しの準備をしていて、CDの整理をしていた。そんななかでふとこの曲が聴きたくなりました。今の部屋に来て2年と少し。いろいろあったけれど、この曲をじっくりと聴くような余裕はなかなか作れなかった。改めてこの「数世紀先まで残るであろう珠玉の名曲」とその名演を堪能しながら、じっくりといい音楽を聴ける時間のすばらしさを再認識した夏の一日でした。