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自由への疾走/Lenny Kravits

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毎朝、某番組でテーマ曲として流れています。どういった意図でこれが選曲されているのかはわかりませんが、懐かしい気持ちになるのは確かです。なんせ、高校生の時にリアルタイムで聞いた世代だもんね。
っで、この曲、もちろんギブソン+マーシャルのドライブが冴え渡るギターアレンジもカッコイイのですが、何よりもメロディーがいいのです。
彼独特のビートルズ後期のジョンなんかへのあこがれを感じるのは私だけではないハズ。
最近姿を見かけることが少なくなりましたが、彼をナマで見たときの興奮を覚えている私でした。

≪From アルバム『自由への疾走』≫

stormy weather /Jeff Lynne

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とってもビートル・マニアなメロディメーカー、ジェフリン。その魅力を知ったのは最近この唯一のソロアルバムを買ってから。全般的にポップな曲があふれています。

っで、その中からあえてスローなこの曲を。他の曲に比べシンプルなアレンジなんだけれど、その分彼の魅力がぷんぷん伝わってきます。

なんといっても重いピアノとゴスペルのようなコーラス。そして、いかにも“ジョージ”なメロディックなスライドギター。何をとっても最高でしょう。そうそう、隠し味のストリングスも素敵ですよ。

≪From アルバム『Armchair Theatre』≫

get it on/power station

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ご存知、T-レックスの大ヒット曲。でも、今宵はパワーハウスのバージョンが聞きたかったんだ。この前たまたま街中で耳にしてね。いかにも80年代な音源ではあるんだけれど、意外と好きなんだね。やっぱりもともとの曲が良いからなのかなぁ。とにかく耳障りよく作られています。
ただ、エッジの効いたギターと黒っぽさのないボーカルの距離感は今のUKロックにも多少なりとも影響を与えているんじゃないかな?そんなこんなで、もはや死語に近いニュー・ウェーブのカケラを感じる秋でした。

≪From アルバム『power station』≫

Different Strokes /McAlmont & Butler

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くどいようですが、私はバトラーが好きです。

でもこのアルバムは少し敬遠していました。それは、この前の2つのソロ作がとっても好きだったから。

でも、今改めてこのアルバムを聴くとソロからの進化が伺えます。

っで、この曲ですが、地味なんですが彼がこんな曲を作るのがとっても意外で印象に残るんです。

どことなくカントリーな感じ、カンタベリーな雰囲気に打ち込みのリズム・・・。そして、彼お得意のオーケストレーションも勿論。やっぱり心底ホレ込んでしまいます、ウットリと。

≪From アルバム『Bring It Back』≫

high and dry/RADIOHEAD

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このバンド、最近あまり見なくなったねぇ。

高校生の頃、周りでもとても流行っていて、このアルバムをよく聴いていました。

この曲はいかにもイギリスらしい曲の作り方をしている・・・アコギの使いたかがとても上手なのだ。右のチャンネルのやつがすこしおとなしめのトーンで、シンプルなストロークなんだけど音の厚みをすごく増している。

そして、このバンドのシンボルでもあるディストーション・ギターもうまく活かされている。

ギター3本でもアメリカのたとえばレイナード・スキャナードなどとは違うわけだ(もちろん時代も違うが…)。さすがはプログレを生んだ国だなぁ。

≪From アルバム『The Bends』≫