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Good Time Charlie  / Memphis Slim & Buddy Guy

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このアルバムは、本当にいい!!
私もつい最近購入して、今まで知らなかったことをとても公開したのですが、60年代のブルースの息遣いが凝縮されているかのようなアルバムです。

60年代以前のブルースって、少しずつ手を広げてはいますが、広い意味で“ポップ”な楽しさを感じるものとは、そう多く出会ってはいないんです。

っで、このアルバムはというと、ブルースがもつラフな雰囲気や楽しさが音から伝わってくるんです。

それは、この演奏からも良く聞こえます。
メンフィス・スリムのしゃがれた声に、若きバディのエッジの効いたギターが絡み、さらにジュニア・ウェルズのハープでコール&レスポンス・・・

それは、典型的なシャッフル・ブルースのスタイルなんだけれど、なんだか久しく忘れていた興奮を思い出してしました。

本来、即興的にこういった演奏ができることがブルースの楽しさなんですよね。最近は、形式ばった部分ばかりが耳についていたようです。

そんなわけで、このアルバムを聴いてブルース深みと最大の魅力である、楽しさを再認識した次第です。

≪From アルバム『South Side Reunion』≫