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Nobody But You / James Taylor

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今日は私の家の周りは朝から雨。それもしとしと降り続く典型的な梅雨の雨です。こんな雨にもっともよく似合うのはご存知ジェイムス・テイラーでしょう。特に初期の彼の甘く切ない歌声は、湿った心を柔らかいタオルで拭ってくれるかのようです。

っと言うことで、今日は彼のちょっと地味なこの4thアルバムから。
この歌は、歌の出だしから大好きです。短いイントロの後、少し息を吸い込んで歌い始める優しいメロディ。そして、エレキ・ギターの甘い調べ。

スパイスは、バックで私の敬愛するダニー・クーチの時折目の覚めるようなフレージングと音を引き締めてくれるスネア・ドラムの音。そして、音の厚みを増やしてくれているコンガの音色も捨てられません。

クレジットを見ると、なんと4人だけの演奏です(もちろん、オーバー・ダブはあるけれどね)。無駄をそぎ落として、曲の良さを最大限に引き出した演奏がこの曲では楽しめます。

そういえば、昔、私の友人のひとりが酒を飲みながらつぶやきました『犬や猫が一緒に写っているジャケットに悪い盤はない』っと。
どちらも好きな私もその意見に納得しております。

≪From アルバム『One Man Dog』≫