先週からビートルズのリマスター盤の話が盛り上がってますね。
ビートルズ関連のリマスターといえば、私にとって思い入れが強いのがコレ。実は、ずっと気にはなっていたけれど、2004年にリマスターされるまで買うことをためらってました。
理由は簡単で、旧盤の音の薄っぺらさとキレの悪さに耐えられなかったのです。
せっかくジョージとクラプトン、そして当時のクラプトンバンドが演奏しているのに、聴こえてくる音があんな薄っぺらくてもっちりなはずはないでしょう、ってずっと思ってました。
っで、リマスター盤を試聴したとき、前半に収録されているこの曲を聴いて即買いとなってしまったわけです。
なんといっても、ライブならではのパワフルなリズム隊とジョージを入れて3本のギターが音の厚みを確実なものにしています。
線の細いジョージのギターと、堅実なアンディフェアウェザー・ロウのバッキング、そして間奏ではクラプトンの見事のソロと。豪華な面子での演奏にため息です。
特にクラプトンのソロは、ビートルズのオリジナルバージョンとは似て非なるもので、彼独特のエッジの鋭さと得意のブルージーなフレーズが全開です。
ちなみにこの曲、イントロの前に例のカウントが入っているんですね。プチ・ビートルマニアには、そんなところもちょっと嬉しいのでした。
≪From アルバム『Live in Japan』≫