実は、このライブ盤は手に入れてからずっとお気に入りなんです。
なんたって、ハードロックギターの神様が、現代を代表するのサザンロック(異論はあると思いますが、あえてね)バンドと共演して往年のナンバーを歌わせるってんだからスゴイ。
当然、神様の全盛期よりも音響設備も良いし、メンバーも多いわけだから演奏は結構新鮮なものになっています。
で、実はこの曲がこのアルバムを象徴しているのかと。
なんといっても重視すべきはノリなんですよ。神様もすでにあの頃のような、神業的なことばかりができる御体ではないわけで・・・
そうすると必然的にグルーブ感が重要になってくるんだけど、そこはさすが。完璧なリフワークを聞かせてくれます。
もちろん、クロウズの面々もとってもグルービーに、(多分、昔コピーしたときを思い出しながら)一体となって演奏を繰り広げます。
ゼッペリン・フリークからはプラント以外のボーカルでライブを行うことに異論があるとは思いますが、私としてはゼッペリンとは違った視点で楽しめる曲です。
そうそう、ゼッペリンナンバーなのに、神様以外のギターの音色がドライな感じで、アメリカンなのも新鮮ですわ。
≪From アルバム『Live at the Greek』≫