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Turn It On / Franz Ferdinand

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先週、やっとこさ購入して、結構はまっているのがこのフランツ・フェルディナンドの新譜。

過去2作も話題になったせいもあり、聴きましたがどうもピンとこず、そのままになっていました。

ところがどうでしょう、この3作目。
タイトでダンサブルなロックナンバーたちが私の好奇心をくすぐってくるではないですか!

ということで、今日はこの2曲目のナンバーを。
この曲は、アルバム中でも比較的ロック度の高い曲で、サビの部分ではディストーション・ギター音が冴え渡っています。

でも、それ以上に新鮮なのが、無機的なリズムと生々しいまでのボーカルの組み合わせ。今や、打ち込みを生々しく聞かせることだって簡単にできてしまう時代だけど、ここではあえて無機的なリズム(古いリズムボックスのような音)を効果音的に使っています。

そんな音を使って音の空間を埋めても、不思議と古臭さを感じさせないところが小粋なんです。

そしてもうひとつ、全体のグルーブ感がすごい!!
曲のアレンジがソリッドなだけに、私がこれまでこのバンドで感じにくかった強烈なグルーブ感を直感的に感じます。

この衝撃は私の中でもしばらく続きそうな予感・・・。

≪From アルバム『TONIGHT』≫