
音楽って、やっぱり演奏しているほうも、聴いているほうも楽しいのが一番だと思うんです。仮に、それがライブだろうと、CDやレコードだろうとね。
っと、言うわけで、最高に楽しくなる音楽が今日の曲なんです。
ジャケットやアルバムタイトルでもわかるとおり、アルバム全編がまさに子供のおもちゃ箱をひっくり返したような、とても楽しく、アイディアいっぱいのつくりなんですが、特にこの曲が私は好きなんです。
もともとソフトマシーン出身のケヴィンだけあって、メロディーはカンタベリー色が強く、演奏もしかり。でもね、そこらのカンタベリーバンドでは持ち得ない、楽しい雰囲気がこの曲からは溢れているんです。
リラックスしたケヴィンが、本当に楽しそうに曲を作り上げているのが見えるぐらい。それは、エレピの弾み方やファズ・ギターの奏でるメロディーでも明らかです。
秋の夜長、たまにはこんな一風変わったリラックスミュージックはいかがですか?
≪From アルバム『おもちゃの歓び』≫