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Hot Dusty Roads / Buffalo Springfield

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ハタチぐらいの時に理解できなかったんです、このグループの良さが。ですが、それから多少音楽経験値もアップして、数年たった今、大好きになりました。

今日は、この“スーパーグループ”のこの曲を。
当時、本人達はあまり意識していなかったと思うけれど、このメンツをみれば間違いなく60年代アメリカンロックのスーパーグループです。それだけに曲に関してはどれも素晴らしい!!ウエスト・コーストな爽やかさ全開です。

この曲は、そんな中でも少し砂埃を感じるロック・ナンバー。
乾いたドラムスとアコースティック楽器が全編を引っ張り、ボーカルとコーラスの絡みがこのグループらしいハーモニーを生み出しています。ですが、私はこの曲のエレキ・ギターに痺れました。リズムにメリハリをつけ、所々で細かいフレージングを入れていて、演奏面の魅力を格段に上げています。あと、間奏の不安定なソロ(ニール・ヤングか?)もロック度を高めています。

私はCDで持っているのですが、このアルバムはアナログ独特の分離の悪い、厚い音で聴きなおしてみたいと感じるこの頃です。

≪From アルバム『Buffalo Springfield 』≫