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見つめあう恋 / Herman's Hermits

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昨日に続いて、今日も春にぴったりのマージー・ビートを。
マージー・ビート随一の陽気なメロディといえばこのグループ、ハーマンズ・ハーミッツ。今日は、そんな彼らの67年の甘いポップ・ナンバーから。

この曲、昔からよくテレビなんかで使われていたけれど、数年前にこのグループのレコードを聴くまでだれが演奏していたか知りませんでした。そして、レコードを買ってからも聴きなおすたびにつくづく“いい曲だなぁ”っと思うのです。

甘いメロディラインにかぶさるようなバック・コーラス、そしてストリングスがいいですね。当たり前ですが、イギリス的な美しさに満ち溢れています。やや単調なリズムにもこれだけの美しい曲なら納得。後半に進むにつれ、コーラスも厚くなり、ホーンやストリングスも盛り上げてくれるのだけれど・・・ライブで再現するのは難しそうです。

ビートルズと同じEMIということで、同時期のビートルズの手法を真似ている部分もありますが、より英国人的な視点がつよいこのグループ、結構好きです、私はね。

≪From アルバム『ハーマンズ・ハーミッツ』≫