いや~、久しぶりに聴きました。これはもはやパブロックの名盤として有名ですね。小気味よいウィルコのカッティング・ギターが最高です。でも、このグループの本当の魅力は「ブラックミュージックへの憧れ」の部分にあると思うんです。それもブルースから当時のニュー・ソウル系まで多岐にわたっています。っというわけで、渋めですがこの曲を取り上げます。例によってカッティングギター中心の進行ですが、その中に色々なブラック・ミュージックからの影響を感じます。ロックンロール的な部分だけがクローズアップされるグループだけれど、いかにもイギリスらしく、色々なものを積極的に消化しようとするところが大好きなグループでした。