Amazon.co.jp ウィジェット

トップ > 音楽レビュー > 70年代ロック

真夜中を突っ走れ / John Lennon

ファイル 89-1.jpg

今年も気がついたら、彼の命日が過ぎようとしていました。私が生まれた翌年だからもう26年。いまだにジョンの存在の大きさは嫌でも伝わってきます。

そんな彼の地味なアルバムからの1曲。いろいろと精神的にも不安定な時期だったらしいけれど、だからこそ研ぎ澄まされた何かを感じるんです。彼の原点のようなシンプルなポップソングに、ビートルだった呪縛を解き放つかのような洗練された都会的なサウンド。特にこんなひとりハモリやジャジーなホーンはビートルズならありえないよね。

そりゃ「イマジン」頃までの真摯なメッセージは少ないかもしれないけれど、ポップスの本質が詰まったこの頃にももっと光があたってもいいんじゃないかなぁ・・・って考えるプチ・ビートルマニアでした。

≪From アルバム『心の壁、愛の橋』≫

She's a friend of mine/ Don Nix

ファイル 79-1.jpg

本当に聴いてみたかった音楽にたどり着けたときのドキドキ感、ワクワク感は今も思春期のころと変わりません。

このスワンプロックを代表する名盤にもやっと巡り合えました。
そして、彼に対する予備知識や先入観もまったくないままレコードの針を落とした時、ファーストインパクトが一番強いのがこの曲。アルバムのトップを飾る曲だけど、純粋にいい曲だなぁっと感じてしまいました。

サウンドとしては、当時流行していたカントリーロックなんかの影響も受けている雰囲気だけど、締まった低音部が美しいメロディーをちゃんと支えています(この辺はアビーロードスタジオで録音したことも関係しているかも)。

私の知る限りでは、CDは発売されていない模様。私くらいの若い人たちが、こんな曲を聴いたらとても新鮮だと思うんだけどなぁ。
本当に聴いてみたかった音楽にたどり着けたときのドキドキ感、ワクワク感は今も思春期のころと変わりません。

このスワンプロックを代表する名盤にもやっと巡り合えました。
そして、彼に対する予備知識や先入観もまったくないままレコードの針を落とした時、ファーストインパクトが一番強いのがこの曲。アルバムのトップを飾る曲だけど、純粋にいい曲だなぁっと感じてしまいました。

サウンドとしては、当時流行していたカントリーロックなんかの影響も受けている雰囲気だけど、締まった低音部が美しいメロディーをちゃんと支えています(この辺はアビーロードスタジオで録音したことも関係しているかも)。

私の知る限りでは、CDは発売されていない模様。私くらいの若い人たちが、こんな曲を聴いたらとても新鮮だと思うんだけどなぁ。

≪From アルバム『Hobos,Heroes』≫

you're only lonely / J.D. Souther

ファイル 91-1.jpg

最近CMでもこの曲のカバーが使われていますね。
実は、十代のころこのアルバムを聴いて、そのよさがあまりわからなかったんです。
でも、最近になって聴き直してみると、確かに名曲ぞろいですわ。
AORやウエストコースとの名盤と言われる所以がわかりました。

当然、今日の曲はタイトル曲ですが、なんといってもバックのどっしりとしたサウンドにJ.D.の少し頼りないボーカル、これがとってもハマっています。もちろんメロディーのわかりやすさとフレーズを連呼するコーラスもいいですね。

まだまだ、私にとって未開の地であるAOR。
この曲をきっかけに、深く探索することになるのであろうか?

≪From アルバム『you're only lonely』≫

It's Only Love /ZZ top

ファイル 98-1.jpg

いまさらながらZZ topです。そう、レコード屋の一番最後の列に必ずある、あのバンドです。実は、中坊の頃からこのバンドのことは大好きでした。特に70年代の音源はね。図太く、時にルーズなギターの音と強靭なリズム隊の組み合わせがカッコイイのです。

今日のこの曲は、まさにそんな一面が見えるブギーです。
なんつってもイントロのルーズなギターからぶっ飛びです。ストーンズばりのルーズさでとってもロック!!当時の流行だったスワンプなんかも意識したんだろうけれど、そこらのバンドじゃこのノリは出せません。

ギタリストとしてのロック魂をくすぐらる1曲ですねぇ。

≪From アルバム『Tejas』≫

She's A Woman / Jeff Beck

ファイル 99-1.jpg

今日は、定番の一枚から。
このごろ、メロディーをギターで演奏するって曲を聴くことが少ないと思いませんか?私個人としては、間奏なんかでギターを使ってメロをなぞるのはとても好きなんですけどねぇ。演奏していても面白いのです。

っで、この曲はその極致のようなもの。なんたって、曲はビートルズ、プロデュースはビートルズと組んでいたジョージ・マーティン、演奏は天才ジェフ。これで悪いはずがないのです。

少人数編成で、どっしりとした音作り、そして、ジェフのギターの音色へのこだわり。そのすべてに「simple is the best」を感じてしまいます。こんな曲をオカズにギターを弾きたくなる私なのでした。

≪From アルバム『Blow By Blow』≫