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Walking Blues/Robert Johnson

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世の中にはどうしてもレコードで聴きたい音楽があります。クリアな音のCDでは、リアルすぎて直視しづらいような音楽、フィルターをかけたセピア色な音が心地よい音楽・・・。私にとってロバ・ジョンの曲は、まさにそんな感じなんです。


デルタブルースの偉大なギタリストってところは誰もが認めるところだけれど、実はそのメロディーのわかりやすさが好きなんです。ホントに覚えやすい!!もともとシンプルなコード進行なんで、そんなの当然かもしれないけれど、ボーカルと掛け合いのギターがそれを引き立てているのかな。

哲学的にブルースを捉えるのはあまり好きじゃないけれど、エンタメとしては大好きなんだなぁ、私は。

≪From アルバム『King of the Delta Blues Singers』≫

pride and joy/Stevie Ray Vaughan

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「もう聴きあきたよ」っと何度思っても、いざ聴いてみるとニヤケながらギターを抱えたくなる・・・。

実は今日もそんな衝動に駆られてSRVを聴きました。

そして、この曲。彼ならではのシャッフルリズムのギターに乗せてホントにシンプルなブルースが鳴り響きます。

ハードロックやメタルなんかが全盛のあの時代にこんなシンプルな曲を・・・。まさに“simple is the best”だね。

≪From アルバム『テキサス・フラッド~ブルースの洪水』≫

you done lost your good thing now/B.B.king

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今夜も暑い。夏の暑い夜にはスローブルースを聴くのが大好きなんです、私は。っで、今日はB.B.のライブ名盤から。実は彼の本当の魅力に気づいたのはここ数年なんです。どうしても私の世代ではオムイバス・ライブに登場して、シャッフルのリズムにメジャースケールを乗っけていわゆる「顔で弾く」っていうイメージが強くて、他のレジェントたちに比べると・・・というイメージでした。しかし、ここで聴けるスローブルースは、本当に魂がこもっていてまさに「ブルース」。ホントかっちょいいんです。一番最初にこの頃の音源と出会っていれば・・・と悔やむような、最高のブルースなんです。本当に自分の音楽の浅墓さを悔やんで止まない今日この頃です。

born under bad sign/Albert king

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今日もブルース。クリームがカバーしたことで知られるこの曲。ベタなところですみません。でもね、この曲を録音した時代のバックってあのMG'sやメンフィスホーンらしいです。最近知りました。恥ずかしいったらあやしない・・・。っで、曲自体はとても素敵。図太いボーカルに掛け合いで絡みつくようなチョーキングがたまりません。

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