Amazon.co.jp ウィジェット

トップ > 音楽レビュー > ワールド・ミュージック

YaYa / 関口和之&砂山オールスターズ

ファイル 323-1.jpg

昨日、行ってまいりました。
『ウクレレ・ピクニック2009』

そうそうたるメンバーが集まる国内屈指のウクレレイベントですが、なんと基本は入場無料!こんな好条件もあり、参加することが数年間の念願でしたが、この度やっと果たせました!!

今回は10周年ということで、特に出演者が豪華で、わかりやすいところでは、つじあやのや高木ブー、そしてIWAOさんまで・・・。とにかく幅広くウクレレ・サウンドを楽しめました。

そして、こんな楽しいイベントの発起人がこの人、サザンの関口氏です。っで、氏はもちろんトリでの出演でしたが、そのときにこの曲を演奏されていました。

実は、ツレとの兼ね合いで、氏のステージのさなかに、残念ながら途中退場となってしまいましたが、そのときに演奏されていたこの曲の、ウクレレの音色の美しさに少し感激してしまいました。

辺りは、すっかり暗くなり、でもまだ日中の余韻が残る会場で、このメロディをウクレレで聞くととても不思議なほどマッチするのでう。

来年こそは、どんなことがあっても最後まで観ようって考えながら電車を待つ私でした。

≪From アルバム『World Hits!? of Southern All Stars』≫

ウルトラマンの歌 / ウクレレカフェカルテット

ファイル 293-1.jpg

やっぱり今夜も蒸し暑い・・・
「日本の夏は確実に熱帯化しているのでは?」との思いは私だけではないはず。熱帯化したとなれば、欠かせないアイテムがアロハシャツとウクレレですよね、やっぱり。

実は2006年に我らがヒーロー、ウルトラマンが国民にウクレレを広めるために立ち上がっていました(少なくとも私はそう信じています)。今夜はそのアルバムから、ウルトラマンのテーマ曲を。

たかだかテーマソングと侮るなかれ。
これがまた、とても心地よい仕上がりなのです。

まずは、イントロの「ド タタタター」のメロディからウクレレ3重奏が始まります。1コーラスめはウクレレがメインメロディを、2コーラス目ではウクレレはリズムを担当し、メインをスチールギターがカバーします。

個人的には、このスチールギターの“ゆるさ”がたまりません。
あたかもホンモモのハワイアンを聴いているが如く、心も体も安らいでしまします。

しかし、この誰でも知っている音楽がアレンジを変えただけで、こんなにも新鮮な曲になるなんて・・・奥が深い!!

≪From アルバム『ウクレレ・ウルトラマン』≫

Lanebti Do Morro / Nara Leao

ファイル 61-1.jpg

幻の名盤・・・まさにそんな呼び名がふさわしいのではないでしょうか。やっとこのアルバムにめぐり合うことができました。

思えば、2000年にこのアルバムの再発を知り、聴きたい衝動に駆られたものの当時学生だった私にはなかなか手の届かない音源でした。そうこうするうちに廃盤・・・最近になってやっとLPで入手できました。

そのなかのナラ・レオンのこの曲、とっても素晴らしいです。
もともと私の中では、ナラの少し陰のある、湿り気を帯びた声はフェイバリット。

この曲はとっても短いのだけれど、その中に彼女の魅力が凝縮されています。ナラの歌は、所謂ジャズシンガー達と比べると音程もタイム間も不安定なのだけど、ボッサという肌触りのいい音楽にはとっても合っています。この曲でもそんな魅力は全開!!

そして、伴奏のピアノと絡むパーカッションのアコースティックなリズム。この存在がこの曲に素晴らしい抑揚と清涼感与えています。今だったら絶対プログラムなんだろうけど、この頃は生音だもんね。感服してしまいます。

雨の降る休日の午前、そんな今日のような日には少しばかりの憂鬱さを振り払ってくれそうな名曲です。

≪From アルバム OST『イパネマの娘』≫

on mount zion I/Wingless Angels

ファイル 116-1.jpeg

帰り際、虫の音を聞くようになりました。こんな秋の夜長にぴったりなのがこの曲ですわ。

実は、ストーンズのキースがプロデュースしていて、オリジナルなカリプソというよりはイギリスのフィルターを通した民俗音楽といった感じ。

でも、その分メロディーなんかはわかりやすくて、実はかなり耳にこびりつくんです。もちろん、この地方独特のレゲエなリズムも打楽器によってあじわうことができます。日本の秋にいかがでしょう?

≪From アルバム『Wingless Angels』≫

黒いオルフェ/Astrud Gilberto

ファイル 139-1.jpeg

夏といえばコーラとボッサ。そして、ボッサのボーカルといえばやっぱりアストラッドでしょう。彼女のアルバムのうち私が唯一LP盤でもっているのがこのアルバム。そして、その中のこの曲が大好きなんです。ある意味彼女の声の魅力が存分に堪能できます。もちろん、ボサノバの曲としても超一流だと感じますが・・・。しかし、彼女の声を聴くととても落ち着きます。そして、癒されます。この曲はもちろんのこと、初期作品の随所にみせる「素人っぽさ」がそんな魅力を生んでいると思うのだけれど如何?

ページ移動